冬の仕事
昨日の寒さが今日はずいぶんと和らいでましたね。
「外は晴れ、風もそんなにない」
そうなると冬の仕事が待っています。
手動式の薪割り機で薪を割っているところです。
10歳になった長男がその気になって手伝ってくれると
とても助かります。力も強くなってきました。
『その気にさせる』のが大切なポイント。(笑)
私たちは今のところ自分たちで薪を作っています。
『木を切るよ』の連絡が入ると、出来るだけ早く引き取りに行きます。
もちろんただです。
ですがお店もありますし、主人も作業をしていますので
『いつでも取りにいけますよ』というわけではありません。
この『すぐに』がなかなか難しい。
いただいてきた木は太いのから細い枝まで様々です。
その木をチェーンソーなどで短く切り
太い木は斧で割り
積み上げ、1年ほど乾かす。
2年程前から薪割り機を使うようになりました。
手動式の薪割り機は油圧式で
直径が30cmほどもある大きな木も割る事ができます。
なので薪割り機は私や子ども達の仕事です。
割る木は樹種や太さにもよるのですが、
桜やクヌギなど樹皮の厚い木は、細くても割る様にしています。
ぶ厚い樹皮に守られた木は、割らないと中まで乾燥しにくいからです。
しっかりと乾燥していない木を薪ストーブで燃やすと
乾燥しきれなかった水分の蒸発にエネルギーをとられるので
あたたかさがイマイチ。
手間はかかりますが割ってしっかりと乾燥させている薪は
すすも出にくいですし、とにかくあたたかいのです。
この一連の薪作業は、思った以上に時間も手間もかかります。
正直大変な作業。
それでも薪ストーブのあったかさは格別です。
冷え性で冬嫌いの私が
『寒〜い日』を待ち望んでいるくらいですから。
そして外での薪作業は
運動になって、あったまる!!
一石二鳥。。。
いや一石三鳥くらいあるかもしれませんね。
『手間ひまかけて暮らしをつくること』
ヒーヒー言いながらこの冬の仕事を楽しんでやっていきたいと思います。